ヤマト運輸アンケート iphoneやgalaxyが当たる!は詐欺?目的は?


懸賞を装った偽のサイトや詐欺は後を立たないが、先日興味深いサイトを見つけたので少し調べてみた。

遭遇したのは http://yamato.blogpost-new.com というドメインである。

内容は「ヤマト運輸のアンケートに答えることでスマートフォン(iphoneやgalaxy)が手に入る」というもの。

結論から言うとこれは詐欺だ。具体的にどこが詐欺であり、何が目的なのかを見て行こう。

どこが詐欺?(クリックで画像拡大)

文章が不自然


明らかに日本語以外の文章を翻訳して作られた文章である。ゴリゴリの日本企業ヤマト運輸が顧客へそんな対応をするだろうか。

コメントが不自然


如何にもなコメントがページ下に並んでいる。ここで注目すべきは誰もヤマト運輸の懸賞とは言及していないこと。恐らく別の懸賞や応募ページのコメントを流用しているもの(もしくはコメントそのものが嘘)と思われる。

ちなみに同じ手法はツイッターの懸賞詐欺にも使われる。「フォロー&RTするだけで一眼レフが当たる!」がその代表。別の懸賞で一眼レフが当たった人や普通に一眼レフを購入したことに関するツイートをRTすることで、そのアカウントから商品が届いたものと錯覚させるのが狙いだ。

なおコメントコーナーのコメントはクリックして自ら書き込むことはできず、facebookらしき表示だが名前をクリックして投稿者のプロフィールを見ることはできなかった。

配送元が日本郵便


ヤマト運輸は「日本郵便が如何に国から優遇されているか」の意見広告を出したことがあるほど日本郵便憎しのスタンスをとっている。

このアンケートページが事実とすれば自社の懸賞にもかかわらず配送はライバル社に任せるという熱い掌返しをしたことになる。

住所登録ページが雑


最後の住所登録フォームの下には「ご注文は今すぐ」の一文が。懸賞ではなかったのか?

この詐欺の目的

個人情報の売却


あらゆる個人情報は闇で売買されている。後述のような使い方が可能だからだ。ここまで読んで頂いた貴方には釈迦に説法だが、うかつに個人情報を入力してはならない。

個人情報で販促


はがき、メール、電話などを使っていわゆる販売催促(販促)をかけることができる。ただ店を構えて客を待つよりも営業の形ではたらきかけた方が商品が売れやすいというわけだ。

通常であればA社の商品・サービスを利用した際に個人情報を入力し、A社の関連商品を宣伝するのが普通だ。しかしこのケースでは懸賞という形で個人情報を入力させやすい環境を作った上で販促をする。しかもA社を名乗っていたはずがB社・C社など会社はお構いなしである。

個人情報での嫌がらせ


個人情報がわかると嫌がらせも容易となる。メール程度ブロックすれば良いと思われるかもしれないがそうも行かない。

手法は伏せるがメールでの送り主は成りすますことができてしまうので、Aさんが送ったメールを貴方から送られてきたメールにすることは簡単である。

また一昔前は連絡先を匿名掲示板に書いて猥褻な表現で異性を誘う文章を添える手法が流行っていた。その連絡先に次々と見知らぬ者が押し寄せるという嫌がらせである。

住所がわかればアマゾンをはじめとする通販を使って代引商品を送り続けることができる。実際に足を運べばさらに危害を加えることも可能だ。

他人から恨まれる覚えが一切なかったとしてもこういった個人情報の流出はあらぬ犯罪に巻き込まれる危険をはらんでいる。よくよく注意していただきたく思う。

教育

GENのプロフィール

(Youtubeにて毎週生放送中)

意識の低いIT自営業7年目。ネットを用いた物販・広告・金融業が得意。2020年はかねてより準備していたプログラミング(マークアップ・コーディング)の発信を開始。 twitterはこちら

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