GENは肉が大好きです。肉を食していればとりあえず幸せな肉食男子です。
おかずでもつまみでも万能なお肉ーーーその代表が牛肉です。
今回は100g200円弱の安い牛肉を美味しくステーキにする方法をご紹介します。
牛肉を焼くまでの行程
①材料を買ってくる
家に牛肉がなければ買ってくることからはじまります。
夕方から(24時間スーパーであれば)朝方にかけて消費期限が近くなった肉に割引シールが貼られることが多いです。
鮮度は多少落ちますが持ち帰ってすぐ調理すれば十分美味しいので安さを求める人は狙ってみましょう。
商品名には大体「肩ロース(ステーキ用)」などと書いてあります。ぱっと見でステーキにできそうな肉の塊があればそれです。
ポイントとして白い部分がなるべく少ないものを選んでおきましょう(後述)。
なお、その日に調理しなくてもすぐに冷凍すれば1週間程度は保存可能です。
解凍する際は6~8時間程度自然解凍するとおいしかったです。
このほかに必要なものとして塩コショウ、にんにくチューブ、牛脂、クッキングペーパー、アルミホイルがあります、なければゲットしておきましょう。
牛脂はお肉コーナーに置いてあり、お肉を1パック買えば大体のスーパーであれば無料でもらえます。
そのほかに、ねぎ バジル カレーパウダー わさび などあると味に彩りが出てGOODです。
②肉を常温にする
肉が冷たすぎると完成時に味が微妙になるので20分程度肉を常温で放置します。
ただしこの後の③・④行程もセットで行ってください。
③肉の汁を吸いとる
クッキングペーパーで肉を包んで肉の汁をとります(最悪ティッシュでもOK)。
この行程を省くと焼く音はめちゃくちゃ美味しそうですが、いざ食べてみると「うーむ」なステーキになりがちです。
④肉のスジを取る
白い部分はスジと呼ばれる部位で、普通に焼くと非常に硬くなってしまうので取り除きます。
見た目は残っていた方が美味しそうですが、事前に取り除かないと後で後悔します。
なお手でもそれなりにちぎって取り除くことができます。
大きなところはちぎって、細かいところは包丁を使うとスムーズです。
⑤肉に塩コショウで味付けする
本格的なゴリゴリまわすタイプのコショーだとより風味が出ますが、普通の塩コショウでも十分美味しいです。
なお原則として両面にかけることをおススメします。
しっかりかけたつもりでも、焼く行程でかなり味が薄くなります。
⑥牛脂を加熱する
牛脂を薄めにカットして、フライパンで加熱します。
火力は強火でこれ以降も強火を保ちます。
脂が焦げそうならフライパンの端にずらします。
⑦にんにくチューブを入れる
にんにくチューブを入れて脂ににんにくの風味を持たせます。
フライパンを斜めに傾けて油がたまるようにしてそこに入れると良いです。
ここまでうまくいっていれば非常に良い音(ジュー)がします。
なおにんにくが結構な頻度でフライパンから飛び出してくることがあります。
フライパンを覗き込むときは斜めからにしましょう。
⑧肉を投入し、片面だけしっかり焼く
いよいよ肉投入。「ジュー」という食欲をそそる音が大きくなります。
次の行程への準備としてアルミホイルをまな板の上に広げておきます。
ここでのポイントは片面だけ焦げ目がつくレベルでしっかり焼くことです。
片面が焼けたらひっくり返しますが、ひっくり返してからの加熱は少し(30秒弱)でOK。
中まで火を通さずに赤身部分がある程度残るようにするのがコツです。
⑨アルミホイルで包む
救出した肉をアルミホイルですばやく包みます。
これによりうまみが凝縮されより美味しくなります。2・3分放置しましょう。
⑩肉を切る
アルミホイルを開いて、一口サイズに包丁でカットします。
この状態で普通に切るとアルミホイルを包丁が巻き込んでしまいますが、肉を重ねて肉の上から肉をカットする形であればアルミホイルに干渉される心配がありません。
最後の2きれくらいになったらアルミホイルをどけて普通に切りましょう。これにて完成!
ねぎを添えるとさらに美味しそう。
人と会う予定の無い方はにんにくと一緒にいただくのも良いです。わさびもベストマッチ。
たんぱく質の塊のような料理なので、ダイエット中・筋トレ中の方にも非常におススメなメニューです。