お洒落な超大作!バイオハザード コードベロニカが素晴らしかった


GENはバイオハザードコードベロニカを昔やりこんでいたのだが、久しぶりにプレイしたところ非常に面白かった。

今回はこのゲームを改めてかみしめる記事である。

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概要

1・2・3と続いてきた人気シリーズ「バイオハザード」の続きモノ。

ストーリーとしては3の続編に当たる(4はベロニカの続編)。アンブレラ社を捜査していたクレアが捕まってしまい、牢屋に入れられてからのストーリー。

4以降バイオはゲーム性ががらりと変化しそれが現在の主流となっている。

「有限なアイテム欄を上手く管理し、敵をなるべく倒さず進めて行く」という旧来スタイル最後のバイオであり、ある種の完成形とも言える作品。

ドリームキャスト・PS2だけでなく、他ハードでも複数作品が入ったバージョンで販売されている。

登場人物

クレア

2から再登場。今作ではスパイ映画さながらの大活躍。

女子大生の身分でありながら、キーピックでドアを開錠してしまう泥棒スキルやグレネードランチャーを軽々と扱う傭兵スキルは相変わらず。

バイオあるあるとして「女性キャラは体力が低く脆い」があるが、クレアは言うほど低くなくクリスとの体力差を作中感じることは少ない。

スティーブ

クレアと行動を共にすることになる少年。

幼さたっぷりの性格だが情は熱い。たびたびやらかすが、許してやって欲しい()

クリス

クレアの兄であり、今作はゴリスになる直前。でもやってることはゴリス。

後半ではほぼピーチ姫と化したクレアを救うべく奔走。絵に描いたような超兄貴ぶりを見せる。

アルフレッド

金髪の貴族っぽいネタキャラ。SIRENの屍人ばりにライフルで狙ってくる怖い人。

アレクシア

ちょいちょい出てくる双子の妹。今作のBGMは彼女を象徴するものが多い。

ウェスカー

ご存知ボスキャラ。

宿敵クリスとの対決は必見。ドリキャス版とPS2版(完全版)では展開が異なる。

ロドリゴ

開幕クレアパートでお世話になる看守。彼に止血剤を渡すかどうかは地味に重要。

良い点

色々な意味で壮大なシナリオ

過去作と比べてもクリアまでの時間が長い。急いで進めてもこれまでのほぼ倍かかる。

制作陣もそれを感じたのか、本編のシナリオの中間まで行くとタイプライターなどを用いずにセーブできる場面が用意された(後にも先にもこのスタイルはベロニカだけである)。

なおこのセーブはクリア後のリザルトでセーム回数にカウントされない。

長編なだけあって、ムービーシーンも当然長くストーリーも重工。単純なパニックムービーではなく個々のキャラクターを生かしたつくりとなっている。

お洒落な世界観とBGM

出てくるクリーチャーは過去作に負けず劣らずホラー要素全開だが、そこに撃ち負けないお洒落さが光っている。

キャラクターの立ち位置やアイテムの使い方、書物、建物のビジュアルなど過去作にはない独特な雰囲気が多い。

BGMもメリハリがついたものが多く感情を高ぶらせてくれるもの多数。

オルゴールによる切ないフレーズをさんざん聞かせてからの終盤のボス戦への持って行き方は正にピカイチ。

武器の増加

ハンドガン、ショットガンといったおなじみの武器に加え、シリーズ初の二丁拳銃(キャリコ・サブマシンガン・ゴールドルガー)が登場。

二丁拳銃はアイテム欄を2枠要するがそれに見合う火力がある。

特殊武器扱いながらスコープをのぞき込む視点で撃つ「スナイパーライフル」や、2から復帰したボウガンなどその他の武器も多彩。

移動カメラの導入

意図通りのカメラ視点となってくれるとは限らないが、キャラクターの移動に合わせてカメラが移動するエリアがいくつかある。

視野の悪さが改善された分、新たなホラー演出にも一役買っている。

ユーザビリティの向上

アイテム入手時にアイテム欄に含むのではなくその場で使う選択肢が増えた。

体力残りわずか、アイテム欄は満タンな状態で救急スプレーを発見した際に「このままではアイテムを拾えません」で絶望することがなくなった。

ライターが装備可能になった点も地味に変更点。周囲を明るくしたり一部の敵を退ける役に立つ。

悪い点・賛否両論点

本編が長すぎる

緩くまったりやりたいユーザーにはいじめに近いレベルの長編。

ただ最高難易度でもそれなりの計画性があれば弾薬や回復アイテム十分余るバランス。どちらかというとマップが広い&多すぎてアイテムが回収しきれないで困ることの方が多い。

後述するが本作はクリア後にできることが少ない。本編のボリュームがこれだけあるならバランスがとれているとも言える。

ナイフが強すぎる

今作はナイフを横に薙ぎ払うように振るため、攻撃判定が長く続きかつ広い。加えて多段ヒットする性能があり近距離での単位時間当たりの威力はハンドガンを上回る。

バースト(3連射)できるハンドガン入手まではハンドガンよりもナイフで立ち回った方が楽なこともしばしば。

一応の弱点としてナイフを振った軌道に壁があると攻撃が中断されてスキができる点がある。ただ、これも広い部屋で事前にナイフを振って事故の起こらない角度を調べておけば回避できる。

とは言え総合的な難易度が高い今作においてナイフの強化はバランス調整の観点ではある意味妥当ともとれる。

一部の敵がやたら強い

中盤のボス「ノスフェラトゥ」が優遇されまくっている。

高台で戦うことになるのだが、吹き飛ばされると即死するので常に安全な立ち位置が求められる。

銃撃を加えると体から毒霧が発生しこれを受けると毒状態となり後々に響く(時間のロスが発生する)。

豪雪地帯なので視界も悪い。しかしこちらの有効な手段はスコープを覗いて攻撃するスナイパーライフルという鬼畜っぷり。

他の敵・ボスよりも極端に強く設定されいる。ここで投げた人もいるのではないだろうか。

初見に厳しい仕様の数々

途中でキャラが切り替わる場面が何度かある。

一度はすぐ元に戻るので良いのだが、二度目はやたら長期間別キャラを操作する。このとき強力な武器やアイテムを直前のキャラが持っていると別キャラで苦労する羽目になる。

アイテムBOXはキャラが変わっても共通なのであらかじめ次のキャラに向けてアイテムBOXに物資を入れておけば問題ないのだが、初見で気づく人はまれ。

即死トラップや即死攻撃、2回で即死攻撃などが事前情報なしで(特に後半)続々やってくる。初見殺しなことはもちろん、ノーセーブやSランク狙いのプレイヤーにも涙目。

おまけ要素が少なめ

クリア後のおまけ要素は戦闘を楽しむミニゲーム「バトルゲーム」と、ミニゲームクリアに伴う隠し武器のみ。

本編ばりの特別シナリオや隠し要素は特段用意されていない。

2や3が多すぎた説もあるのでこれくらいで丁度いい気もする。ちなみに次回作に当たる4は2・3以上に莫大なボリュームである。

ーーー良くも悪くも旧来バイオの総まとめ作品。4以降のバイオと比較しつつ楽しめる名作。

ゲームシステムそのままでもリメイクされれば相当熱い作品になると思う。

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