鬼畜ゲー、GODHANDのHARDをさくさくクリアできるまでを目標とする当シリーズーーー今回は技の配置、おススメ技、リール、ゴッドハンド解放などについて解説する。
各ボタンにどの技を割り振るのが適切なのか、技性能の解説を行う。後半ではおススメリールやリールの活用法をご紹介。
固定コマンドについて
ジーンは装備しなくても出せる固定コマンドを多く持つ。これらの技はステージが進むことに威力が上昇するため装備技のように「初期装備なので後半火力不足」といったことはなく最後まで頼りになる。
笑龍拳(浮いた敵付近で↓△)
浮いた敵を空中で追撃するアッパー。元ネタは勿論某格闘ゲーム。
ヒットした敵は空中に再び浮く。軽量級の敵なら半永久的に決めることができる。
HARDでは普通に当てようとしてもほぼ逃げられるが、ピヨらせれば話は別。
空中後ろ回し蹴り(浮いた敵付近で↑△)
笑龍拳と同様、浮いた敵を追撃する。こちらは吹っ飛び効果が高く、多くの敵を巻き込んで分断させることも狙える。
カメラのアングルが少し変わるので一見無敵に見えるが、敵の攻撃が先に届けば普通に割り込まれる点に注意。
軽すぎる敵や最大タメ・アッパーなどの後はスカることが多い。下りてくるまでワンテンポ待とう。
ダッシュ(左スティック↑↑)
単独入力でショートダッシュ。押しっぱなしで常時ダッシュ状態になる。
ショートダッシュは最低限のスキで敵に接近する上に非常に重要。笑龍拳などの空中コンボから離脱した敵を追いかけたり、バックステップで逃げた敵に近づき先手を取ったりと非常に有用。とにかくスピーディーに入力できるようにしておく。
常時ダッシュは移動手段として有用なほか、乱戦時に一時退避したり強制ではない戦闘を回避するのにも使える。
ライダーキック・ダッシュキック(ダッシュ中△)
ヒットすればほとんどの敵をひるませられる上、ヒット後の位置関係も良好になる接近手段として有用な技。
中盤以降の雑魚は回避してくることもあるが直後の攻撃を回避するワンクッションを挟めば問題ない。
クロスチョップ(ダッシュ中□)
動かないオブジェクトなどには多段ヒットする。復帰までが遅く接近技としてはライダーキックより劣る。
攻撃範囲は広いので、確実に吹き飛ばせるチビタイプやピヨった相手であれば有効。
スライディング(ダッシュ中×)
優秀な上段回避技。下段技に対するカウンターを持たないチビタイプや悪霊への接近手段として有効。
足払い(スウェー中に△)
低い体勢からの下段蹴りを繰り出す。ノーマル程度なら雑魚を転ばせることができる。
ハード(レベルDIE)になるとジャンプ回避からのローキックをもらうことが多い。狙うにしてもカウンター気味に当てる必要がある。
踵落とし(ダウンした敵に↑タメ△)
ダウンした敵にお勧めの技。長押しすると更にダメージ増加が期待できる。ヒットするとバウンドしつつ浮く。
叩き付けるような攻撃なのでタメ・アッパーのように回避されることは少ない。起き上がり気味の敵に重ねるように当てることでこちらの攻撃チャンスを継続させることにも使える。空振りしても隙は少ないので積極的に出して行こう。
蹴り上げ(踵落としヒット後に△)
踵落としで浮いた敵を蹴り上げる技。これによりほとんどの敵は高く浮くので笑龍拳や空中後ろ回し蹴りにもつなげられる。
武器弱攻撃(武器を拾った状態で□)
ハンマー、棒などで攻撃する。威力が高くほとんどの敵を連続してひるませることができる優秀な攻撃。武器の耐久度が尽きるまで使用可能。
一応密集していれば2体以上を巻き込むこともできるが、3体同時となると困難。
武器強攻撃(武器を拾った状態で△)
確定で吹っ飛び効果のある大振り。ロケランの場合は発射。□よりも威力が高い分連打が効かない。
発動までのモーションが長いので使いにくいが、まとまってこちらに走ってきたときに気持ち早めに入力すればまとめて吹き飛ばすことが可能。
武器投げ(武器を拾った状態で×)
□攻撃できる武器なら武器を失う代わりに敵を吹き飛ばすことができる。武器攻撃の中で最も高威力。
木箱や樽ならひるませるだけ、ドラム缶なら上空に打ち上げる。木箱などのオブジェクト系は拾った段階で敵をサーチしてくれるので当てやすい。
武器攻撃全般に言えることだが視界に入ってさえいればほぼ確定で直撃させることができる。
ーーー以上、固定技についての解説を終える。続いて、装備技のおススメとおススメ配置位置について見ていこう。
おススメ装備技とおススメ配置
□には繋がりが良く、前進距離の長い技
初期装備の「ジャブ→ストレート→左フック→左アッパー」は繋がり・前進距離共に優秀。基本はこれと近い性能の技を選べば良い。
また「ジャブ→ストレート」の2段目まではクリアまで固定でOK。「ジャブ→ストレート→ガードブレイク→ショップに上位互換が並ぶたびに買い替えていくと良い。
ガードブレイクが決まった後のことを考えると3段目以降には多段ヒットする技を入れるとピヨらせるまでの手間が短縮でき効果が高い。
寿司でコンボ回数を増やせるが、正直必須ではない。4段目までの技をループさせるだけでも十分戦っていくことは可能。マッハジャブがあれば5段目以降は好みの範疇。
以下、おススメ技紹介。
ジャブ1・2・3
王道1段目。
ストレート1・2・3
王道2段目。
回転エルボー1・2・3
前進距離が長く2ヒットする優秀技。
剛ストレート1・2・3
腰を入れて打つストレート。リーチは長く単発としては当てやすいのだが、当たるとのけぞり効果があるので敵との距離が離れてしまう。
即スウェーキャンセルして1段目から当てるか回転エルボーなどつながりの良い技を直後に入れる工夫が必要。
マッハジャブ1・2
5連撃。3段目に入れると凄まじいピヨり性能を発揮し前進距離も長い。
中間距離からジャブ→ストレート→マッハジャブと出せば素手の通常雑魚であればマッハジャブが先に当たるので接近手段としても優秀。
各種パンチラッシュ
3連技。基本的に後半に出現するものほどつながりが良い。コンボに入れるなら5・6段目辺りがおススメ。
△にはガードブレイク
好みにもよるが、△にガードブレイクを挟んでおくと非常に戦いやすい。
ガードブレイク系の技はいくつかあるがシンプルにガードブレイク1・2はリーチが長く当てやすい。
↓△にはタメ・アッパー
この位置はタメ・アッパーが鉄板。笑龍拳につなげる際にコマンドが一緒なので無駄がなく楽。
レバーを後ろに倒しっぱなしにして△を適当に連打するだけでつながる。
↓□には左サイドキック1・2・3
カウンターかピヨらせたときにヒットさせればほとんどの敵を吹き飛ばせる。3つとも威力以外の性能差はない。上手な人はこれだけで敵を分断するが、クリアだけなら必須テクではない。
ぴよらせた敵を壁際で連続して当てる左サイドキックハメは是非とも習得したい。入力は左サイドキック→スウェーをループさせるだけだが、ある程度すばやく入力しないと繋がらない。
ボス戦で効果的なのは、エルヴィス1・2、アゼル・DGHジーンなど。
初期装備コンボとしてはガードブレイク後、□コンボ4連からの左サイドキックで吹き飛ばすのが鉄板となる。
×は上段回避技
スウェーが間に合わないときにも×ボタンが右スティック近くの位置にあるので使いやすい。敵の上段攻撃を避けつつ当てることができるのでカウンターヒットを狙いやすく、攻撃面での恩恵も大きい。
一部ボスはこのテの技で割り込むことでこちらが攻撃の主導権を握ることが出来るのでひとつ装備しているだけで劇的に難易度が変わることも。
以下、おススメの上段回避技をご紹介。
左回し蹴り1
上段回避技が手元にない間はこれ。暴発しても隙が少ない。
水面蹴り
序盤に入手できる上段回避技。ハードになると通常ヒットでは転ばない上、一定確率で回避→ローキックをかましてくるため過信はできない。
対処の甘い一部強敵でのみ使う方が安定する。
酒乱三脚
これとスウェー(サイドステップ)キャンセルを繰り返すだけでノーマルではほぼ無敵。
どうしてもアゼルやベルーゼ(前半)が苦手な人用。
ただし技を出し切るまでほかの行動がとれないーーーつまりキャンセル不可技なので、敵の攻撃が厳しいHARDでは頼りない。
片手倒立脚
ハード雑魚でも、当たれば空中後ろ回し蹴りや笑龍拳に繋げられる高さまで浮く優秀な技。
中段攻撃扱いのためかわされにくく、空中後ろ回し蹴りが狙えないボスクラスの敵でもここから通常の□でコンボに繋げる事が可能。
先生・大先生・各種悪霊はこの技があるだけで劇的に難易度が下がる。
背酔の拳
リーチが長く、威力もまずまず。当たると敵が大きくのけぞる。
これとスウェーキャンセルを繰り返すだけでハードでもほとんどの場面を突破するハメ技に近い芸当も可能。
ある種反則技に近いのでステージ攻略では封印。
カンガルーキック
ステージ2から入手可能。上段回避技ではないが、それ以外の性能はほぼ片手倒立脚(間合いが若干狭い)。
敵を浮かせる手段を増やしたければ採用。
↓×は吹っ飛び技or特殊技
この辺から好みになってくるので、必須ではない。吹っ飛び技は総じてモーションが大きいので暴発しないように入力しにくいコマンドに配置しておくこと。
基本的に集団戦での敵の分断に使う。吹っ飛ばしたことで壁に激突すればその分のダメージも加算されるので、数字上の威力よりも少し高めのダメージを与えられる。
きりもみキック
初期装備。威力は高いが、果てしなく長いモーション&雑魚でもガード可能&スウェーキャンセル不可と短所が多く使いにくい。
寸剄(・改)
敵の起き上がりに重ねると安定する。改は威力以外に性能の変化はない。
見た目より横に判定が広いので、敵の引き付けつつ当てて射程を覚えよう。ただしカウンター気味に当てないと特定の敵ではかわされる。
ピよった敵に壁際で連続して当てるのも面白い。
発剄
数少ないガード不能技で、敵をまとめて吹き飛ばせる。吹き飛んだ敵にも吹っ飛び効果が付与される優秀技。
入手が後半なので使える期間は少ないものの、8-1死の悪寒後半戦や各種ボス戦で活躍する。
張り紙プレイではボスに手軽にダメージを与える技として優秀。
社長パンチ
吹っ飛び効果こそないが、当たるとテンションゲージが大きく回復。ピヨらせた敵にスウェーキャンセルを交えつつ当てれば複数回決めることも容易。
攻撃によって開く門、プチデビルに登場する車、プレス機など各種オブジェクトにも有効。
ある意味究極の初心者救済技。ステージ攻略記事では封印。
大扇拳
ガードさせるように使うことでガードブレイクのチャンスが増える。前進距離も長いので使いやすい。
アゼルやジョーなどスウェーを多用する敵には超有効。スムーズに出せるように練習しておくと良い。
雑魚敵への使い方としては「中間距離から大扇拳→ガードブレイク」が基本。
ピヨらせるかダウンさせた相手には「大扇拳→(タメなし)タメ・アッパー」が有効。これで笑龍拳や空中回し蹴りが出る高さになる。↓ボタンを入力しっぱなしで出せるので暴発が少なく使いやすい連携。
ゴッドリールの有効活用法
ジーンはリールストックを消費することでゴッドリールと呼ばれる必殺技を放つことができる。どれも強力だが、ストックには限りがあり回復できる箇所も限られる。
手軽に大ダメージを与えることのできる手段になるが、魅力はダメージだけではない。
以下、ダメージ源以外での使い方をご紹介。
発動中の無敵時間を利用する
ゴッドリール発動中は完全無敵。リールによっては間合いが短いものもあるので、敵の攻撃にあわせるように発動できれば当てやすい。
テンションゲージの回復
キンテキ・ぴよハントは直接のダメージは低く一見頼りない。
しかし特殊アクションや社長パンチとの連携でゲージを大きく回復させることができ、総合的なダメージ量もなかなかのもの。
特にピヨハントからの社長パンチ連打はクリアだけが目的ならば覚えておいて損はない。
ルーレットで敵を画面内に入れる
R1を押すとルーレットが回り全てがスローになる演出が入る。このとき、リールを当てる対象が画面内でサーチされ点滅する。
このゲームは攻撃ボタンを押せば自動的に敵の方を向いて殴る自動ロックオン方式だが、あえて手動でロックオンする行為がこれである。
攻撃が自動で当たるなら手動でロックオンする意味はなさそうだが、これの真意は画面内に敵を入れて、戦闘を有利に進めることにある。多用する技ではないが、覚えておいて損はない。
大事なリール
ゴッドインパクト(2)
密集地帯で放つと有効。発動した際に間合いが近ければ敵を打ち上げたところに空中後ろ回し蹴りがつながる。
ドラゴンキック
序盤としては最高威力のゴッドリール。金さん銀さん、エルヴィス、ミニミニ5などで活躍。
キンテキ
ぴよハントを入手するまでの代用品。ほとんどの敵を確実にピヨらせることができる。ただし一発でも攻撃を当てるとぴよりが解けてしまう為、素直に特殊アクションに繋げること。
技自体のダメージは低いものの、確実に決まる特殊アクションによるダメージとゴッドゲージの回復は実用性が高い。
なおこの技は敵の体力を0にはできず必ず1残る仕様。悪霊の体力が少ないときに使うと悪霊専用のアクション「トドメ」を出すことができる。格好良いので可能なら狙ってみよう。
ぴよハント
サタン以外のすべての敵をピヨり状態にするある種の反則技。
ぴよハント→社長パンチ→スウェーキャンセル→社長パンチ→ぼこる・スープレックスetc
は木人で練習してできるようになっておこう。これだけでテンションを大きく回復でき、ダメージも稼げる。
キンテキとは異なり、すさまじい射程で間合いを選ばないのも魅力。
ハリケーンチョップ
安全・広範囲にダメージを与えるならこれ。海や崖に落とせるマップならこれで落とすのもアリ。
ゴッド本塁打
高威力、高範囲とスキのない技。どうしても手に負えない難所で使うと心強い。空振りすることもあるがその場合リールストックは減らない。
ミニミニ5戦や、ラヴェル&ドビュッシー戦で使うと劇的に楽になる。
死連脚
本塁打より威力が高い分範囲が狭くなっている。ボスとのタイマン戦で使うと良い。ある程度密着しないと全弾当たらないので空振りが怖ければゴッド本塁打の方が無難。
(W)ゴッドハンド
ストックを3消費するが威力・範囲共に絶大。入手するのがゲーム終盤のため使えるステージは少ないが大先生分身後、8-1死の悪寒、アフロカンフーなど用途は多い。飛び道具なので安全な位置から発動できるのも強み。
スカ
微量なダメージを受けるもののタライが落ちてくるモーションの間は無敵。
リールストックを消費しないのも魅力。張り紙プレイでは特にお世話になる。
ゴッドハンド解放の仕様を覚える
発動中は無敵!それ以外の効果も
テンションゲージがオレンジ色になると消費して使用可能。R2ボタンで発動。音楽が変化し敵の攻撃を一切受け付けなくなる。
R2を押すとしばらく動けないが押したで無敵時間がはじまる。ほかにも以下の効果があるので覚えておこう。
タメ技のススメ
前述した仕様によりタメ・アッパーの最大タメを安全に出せることになる。狭いエリアで囲まれてもこれで敵を浮かせて笑龍拳を連発すると効率的な殲滅が可能。
また、タメ技「正拳突き」をひたすらに連発するという方法もある。序盤から入手できる技の中では非常に高火力(1発につき64)なので火力が高くおススメ(ただし操作は地味)。
解放中に「ボコる」は出すべきか
解放中は一方的に攻撃できるのでほとんどの敵をピヨらせることができる。ここで迷いがちなのが「ボコる」「毒針スペシャル」などの技は解放中に出すべきなのかという点。
解放中に出した場合は通常よりも威力が高まっているのでダメージ効率が上がる。解放後に出すと威力は通常通りだがテンションゲージの回復が見込める。
テンションゲージと敵の体力残量で調整すると良い。