HARD以上の高難易度攻略にあたっての武器解説記事。NORMAL以下ではもっと雑な使い方でも問題ないととらえてほしい。ナイフ・ロケットランチャー・バリーモデルハンドガンは攻略に用いてないため触れていない。
なお、より具体的な攻略チャートはキャラ別にそれぞれ用意してあるのでそちらを参照されたし。
武器解説(HARD準拠)
ハンドガン (威力:D 連射性:A 装填数:A 入手弾数:S)
ジルでは初期装備。もっとも多くの弾薬を入手できる分火力は低め。
ハードではゾンビ相手に15発で倒せるのはぎり2匹まで。2匹が大体マガシンを1ストックと考えて良い。
クリムゾン化を踏まえるとゾンビ以外に使いたくなるが、ゾンビ以外の敵は基本複数匹で現れるためごり押しには不向き。ただ弾速が速いおかげで着弾性に優れ命中率は高い。
威力をスキの小ささで補うタイプの銃なので、長期戦になってもいいのなら各種ボス戦で使えないこともない。ただし要集中力。なおHARDでは嫌がらせのような位置にハンドガンマガシンが配置されている(強力な弾が軒並みハンドガン弾に変更されている、鬼である)。
ジルでは何週かプレイすると、最初のアイテムBOXタイミングでナイフと共にしまうことが一般化する。クリスは洋館前半でのショットガン入手に手間がかかるため、ショットガンを入手しないルートを選ぶとしばらくお世話になる銃。
ショットガン (威力:B 連射性:C 装填数:C 入手弾数:A)
ハンドガンの3倍近い威力を持ち、かつ入手弾薬も多い良銃。密着状態から放てば大抵の敵を吹き飛ばせる点も大きい。「殺さない程度の威力で吹き飛ばす」というその性能は緊急回避アイテムのそれに近い。
ゾンビは近距離からの上段攻撃で頭部破壊を狙うこともできる。発生はランダムだが、一撃で倒せる上クリムゾン化も防げるので狙う価値はある。
ゾンビ犬やハンターに対しては中段攻撃(方向キーニュートラル)がおすすめ。弾が散るように拡散するタイプなのでスカりにくい。
天井が落ちてくる有名なイベントで拾うのでいつも入手されがちだが、クリアに必須ではなかったりする(特にクリス)。
グレネードガン (威力:A~S 連射性:C 装填数:S 入手弾数:C~A)
ジル専用。威力は素晴らしいが弾速が遅いのがネック。狭い部屋(洋館の道が細いところ全般)ならR1で索敵してから撃てばまず外れない。
基本的には中段攻撃で当てていくが遠方の敵に当てたいときは上段攻撃にすると飛距離が伸びる(弾道が放物線上に下がる為)。
装填できる弾薬は3種類あり、同種であればいくらでも装填することができる。ただし、HARDでは入手弾薬がそもそも少なくこの特性は生かしきれない。
HARDとなると榴弾は初期装填6発のみ。アイテム欄を考えると最初の洋館から寄宿舎までで使い切るのがベストか。強制クリムゾンヘッドやプラント42で活躍する。
硫酸弾はヨーンを4発で沈められる高性能。ヨーン以外ではプラント42やハンターでも有用。
焼夷弾はゾンビに撃つと灯油で焼いたときと同じ効果が得られ、クリムゾン化を防ぎつつ倒すことができる。ただしハードでは焼夷弾そのものがゲーム終盤研究所のみでしか手に入らず恩恵は少ない。
アサルトショットガン (威力:A 連射性:C 装填数:B 入手弾数:A)
ジルではリチャードの形見として1周目は最後までお世話になりやすい良銃。ジルはリチャードと共にヨーン(大蛇)撃退後、クリスはネプチューン(サメ)処理後に入手する。
ジルHARDではショットガン重視でなければそこまでこだわる武器ではない。それなりにやりこむと入手しない人がほとんど。よってリチャードは見殺し(NOOOO
クリスでは寄宿舎で必ず通る道に落ちている。中盤からクリアまでメイン武器としてフル活用すべし。
通常ショットガンの装填数6に対してこちらは10。フル充填して持ち歩くと心強い。ゾンビ犬(ケルベロス)やハンターなど移動速度の速い敵も広範囲かつ驚異的な弾速で着弾しひるませてくれる。
細い道に陣取り中間距離から連射すれば、多少雑なプレイでも安全に倒せる。ゾンビへの頭部ヒットはショットガンと同じく一応可能だが、やっぱりコスパが悪い。
通常ショットガンより若干威力は上がっているが、HARDではそこまで体感変化がなかった。
マグナムリボルバー (威力:S 連射:B 装填数:C 入手弾薬:C)
どんな難易度であろうと雑魚を一撃で粉砕できる強力な銃。遠距離から撃った場合ハンターは2発。威力はショットガンの3倍程度。
R1でロックしてから即撃てばどんな角度からでもほぼ100%ヒットする点は非常に大きい。ボス・雑魚戦ともにこの1丁で一気に安全性が増す。威力が大きい分反動も大きい特性はグレネードガンのそれだが、驚異的な弾速は他にない魅力。
なお弾薬の入手場所を把握しておけば、浪費してもかなり弾が余る。ゾンビ犬をすべてこれで倒しても問題ないほど。
慣れればHARDでもこれ抜きでクリア可能だが、プラント42戦やハンター戦ではこれがあるだけでプレイが安定する。ただしクリスは2種類以上の重火器を持ち歩くことそのものが厳しく、入手しない方が総合的な難易度は下がる。
唯一とも言える欠点は入手方法の手間。これが災いしてTAではほぼお目にかからない。
護身用拳銃 (威力:S 連射:なし 装填数:D 入手弾薬:なし)
寄宿舎で拾える単発使いきりの銃。他の弾丸(マグナムの弾など)は装てんできない。威力はマグナムと同等かそれ以上。
1発使い切りという点で「アイテムBOX近くの強敵で使い、その後BOXに封印」という流れが望ましい。具体的にはプラント42か洋館のハンター2体。
ジルならギリ入手しても問題ない程度の銃。アイテム欄圧迫を考えるとクリスで入手するメリットは少ない。
バリーの44マグナム (威力:SS 連射:B 装填数:C 入手弾薬:なし)
ジル編のリサ最終戦でバリーに銃を返さなければ入手可能。タイラントを1撃で沈める威力を誇る。ちなみに序盤のムービーでバリーはゾンビやゾンビ犬にこれを使っている。ムービー中のクリーチャーの耐久度は異常である。
緊急回避アイテム(HARD準拠)
正面から特定の攻撃を受けたとき、装備していると自動使用する。
使うと基本なくなる消費アイテムだが、こちらはノーダメでひるませることができ、敵がいる部屋を安全に突破したい場面で活躍する。ただし背後に別の敵がいる状態だと使った直後にまた攻撃され結局被弾することもある。安全に使いたいなら敵が単体のときか、単体になるように誘導しておくこと。
共通する長所としてアイテム欄を消費しない点があり。入手する限り無尽蔵に持ち歩けるのは強み。
わざと攻撃を受けて突破する戦術もこのゲームでは有効とされるが、アイテム欄を圧迫する回復アイテムとセットになることを考えるとハーブや救急スプレーよりも貴重な存在と言える。
なお、使いたくない場合はアイテム欄から装備を外しておく必要がある。ただし、装備を外した状態であっても道中何かしら緊急回避アイテムを拾うとそれらは自動装備されてしまう点に注意。どうしても節約したい場合は拾うたびに外すしかない。
ダガーナイフ
ジル・クリス両者で入手可能。頭部に突き刺すことでひるませる。ゾンビに対してダウンを奪えるかはランダム。
ハンドガン3・4発程度の威力を持つので、ある程度ダメージを与えた後にこれでトドメをさせることもある。たとえば洋館で強制戦闘になるクリムゾンヘッドやゾンビ犬はダガーナイフ2発(HARD)で沈む。多少被弾しても良いので弾節約を優先したいなら検討してみよう。
ヘッドショットはショットガンかマグナムの上段攻撃で発生しやすくなるが、狙って決める必要性は薄い。
INVISIBLE ENEMY では刺さったナイフが透明ならないことから敵の目印として使うことができる。ただ、それをするくらいなら敵の位置を覚えてしまう方が早いが。
バッテリーパック
ジル専用。スタンガンを突き刺してひるませる。こちらもダウンを奪えるかはランダムだが、ダガ―ナイフよりもダウン率が高い(体感だが)。
ダガーナイフよりも若干威力が高く、入手できる個数が少なく再利用は不可。使い分けるほどの性能差はないと思われる。
閃光手榴弾
クリス専用。バイオ4以降とは違い威力に特化した性能を持つ。使用時は敵の口に押し込む形で使う。押し込んだ直後は敵をスタン(動かなくなる)できるだけだが、この状態で銃撃を当てるか一定時間経過により爆発し頭部破壊が発生、つまり一撃で倒せる。
クリムゾン化することなくゾンビを倒せるのも嬉しい長所。TAでも要所で活躍する。
欠点として爆発にクリスも巻き込まれる点がある。これが結構なダメージで、体力100%状態であっても3発程度でDANGERになる威力。接近しなければ使えないということは一度敵の接近を許すことになる。使ったら必ず離れる癖をつけよう。ゾンビの密集地帯で使えば爆発で複数匹を巻き込むことも可能。ただし口に入れた1体目以外は100%頭部破壊が起きないので注意。
なお一度使ってしまえば爆発シーンを観なくても倒した扱いになるので口酸っぱいようだが使ったら即エスケープが鉄則。