(生放送でも語りました)
前回に引き続き、ネットで稼ぐ系の実態をお話しする回です。以下記事もセットでお読みいただけると幸いです。
ネットには「え?なんでこんな商材購入しちゃったの?」という商材が溢れていますが、まともそう友人がさらっと買っていると悲しくなりますよね汗
しかし、彼らはとある手法によりまともな判断能力がなくなっていることがほとんどです。
今回はこれまで星の数ほど多用されてきたが、表にはあまり出てこなかった手法をお話しします。
情報商材・有料塾を圧倒的高確率で成約させる悪魔の手法です。お楽しみください。
成約率をアップさせる悪魔の手法
①ブログ・ツイッター・YOUTUBEで集客
これら不特定多数が視聴するメディアで人を集めます。広告費を払って露出を増やす場合もあります。
これらは手軽にはじめられるメリットがある分、訪問しないと視聴できないデメリットがあります。
お店を構えて座して待つ営業スタイルです。
②メルマガ・LINE@ に誘導
①で集まった方々にはより有益な情報や続きを観たい方向けに、メールマガジン(メルマガ)やLINE@に誘導していきます。
これによりリスト(見込み客)を入手することができます。お名前(仮名でも可)と連絡先を集めたものですが、これ…彼らのビジネスにおける最強情報なのです。
裏の世界ではリストだけで売買されていることもあるくらいです。それほどリストは重要です。
ここでリストの重要性をお話ししておきます。
リストが1000人いれば1000人同時にはたらきかけることができます。
これの何が凄いかと言うと嫌でも目にとまる点です。通知が来ると一瞬は見てしまうのです。
限定した層に発信しているニュアンスが付加される影響で販売者との距離が近くなる強みもあります。
いわばネットでの直営業です。
リアルな営業マンであれば、一件一件訪問して足で稼ぐしかないのですが、ネットはボタンひとつで1000人でも1万人でも直営業できてしまうのです。
これがネットリストの恐ろしさです。
ネットに限らず「誰この人?」「何この企業?」みたいな連絡が来ることはありませんか?
無作為な連絡先を生成して総当たりする場合もありますが、ほとんどは誰かがリストを横流ししています。
このように一定の属性を持つリストを入手して営業をかける手法はネット以前でも平然と行われています。
③ステップメールで教育
1週間~1か月程度毎日決まった時間にメールやLINEが届くサービスがステップメールです。
実際はあらかじめ用意されたものですが、名前の部分だけを受取人に置換するなどして親近感を演出します。
たとえば 田中 という名前でLINE@に登録した場合の一通目はこんな感じです。
どうも!田中さんこんばんは! GENです!
最近熱くなってきましたね、健康にはくれぐれもお気をつけください。
ネットで稼ぐとなると怪しい話が多いですが、田中さんはラッキーです!
この100人限定LINE@ではあなたの月収を爆増させる超極秘情報が無料で入手出来ちゃいます!
明日から月収10万円を稼ぐことも夢ではありません!
初日となる今回は田中さんにお金に関する基礎知識を学んでいただきます!
以下が限定動画URLとなります!何度も再生して復習しておいてください!
ではまた明日、お会いしましょう!^^
(3分で作りましたが、我ながらよくできたと思います笑)
中身は今の人生に対する不安やお金への欲求を駆り立てるものです。
動画やブログ記事に誘導するものも多いです。ほとんどは限定公開にしてありスペシャル感を演出する内容です。
このノリのメールが毎日続くと、知識や経験のない初心者さんは結構な割合で発信者のことを信じてしまいます。
ステップメールは1週間から1か月程度こんな内容が続きます。
最終日にはトドメと言わんばかりの内容になり、最終段階に入ります。
④LPで販売
商品説明・販売のみを目的とした縦長1枚のページをLP(ランディングページ)と呼びます。
情報商材(有料塾、、コンサル、ツールなど)はほぼこれで販売されると言って良いでしょう。
ステップメール最終日にはLPに誘導することで販促します。
ここまで散々ステップメールで教育されているのでネットサーフィンでやってきた層よりも圧倒的に成約率が高まるわけです。
この手法はとてもよくできている話
ビジネスの成功原則を見事に実践している
ビジネスの成功原則は 集客→教育→販売 の3ステップです。
今回ご紹介した手法はこれにぴったり当てはまります。
最初の集客での成功が最もハードルが高いので、万人に当てはまる手法というわけではないですが今でも有効な手法であることは確かです。
在庫がなく、いくらでも複製ができ、場所もとらない
デジタルコンテンツなので、在庫なし・複製可能・場所要らずというこれまたビジネス的に有利な要素が詰まっています。
「情報は金になる」論の根拠の一つにもなっています。
アフィリエイターに紹介されやすい
1発が高額なので、アフィリエイトすると成約料も高くなります。
6年前はどう考えても詐欺商材なのにアフィ収入の高さに躍らせれて自身のブログで詐欺商材を紹介するアフィリエイターが続出しました。
法律セウトなことでもばれにくい
閉鎖的な組織体の中でのみ、本格的なマーケティングを行います。
そこで何かあったとしても教育済みのリストメンバーだけなので悪い情報は漏れにくくなります。
法律セウト(セーフっぽいアウト)でもばれにくいのは悪い大人にとってもメリットが大きいです。
この発想は対面での勧誘や、ビジネスセミナーでも多用されています。
結局情報商材は買うべきなのか
時間がない&検索能力がなければありかも
その分野についてあまりにも知見がなく、何を学んでいいかわからない という層は購入して良いと思います。
ただ、知見がないということは判断能力がないことに近いので中身のなさすぎる商材に引っかかってしまう可能性も高くなります。
最終的には自己責任で販売者・紹介者の信用度で決めていくほかありません。
低価格から買ってみる
いきなり高額の稼ぐ系情報はリスクが高過ぎると思うので、500~1000円の有料noteのようなお財布に優しい情報からチャレンジされるのはありです。
そもそも情報を購入する方法は情報商材やセミナーだけではありません。
例えば読書は情報を得る手法として有益ですが、本を情報商材と定義する方は少ないです。
つまるところ情報商材はイメージが悪いわけですね(過去記事にてイメージが悪い理由を語っております)。
ブックオフなどで安い本を読みまくるのも情報にお金を出すという観点では同じです。
ちなみにGENは情報商材は買いませんが、本はたまに買います。
プログラミングだったり、物販だったり、FXだったり、ブログだったりと自分がやるビジネスの知識・知見を広げてくれるものにあまりお金は惜しみません。
商材販売者側はポジショントークで
「無料の情報に価値はない」
「無料級の情報でも調べるコスト分の価値はある」
「情報は自らとりにいくもの」
「我々の時間をお金で買うのだから高額なのは当然」
などと煽ると思いますが、費用対効果をどう感じるのかは十人十色です。
・少額の本やNOTEをちまちま買って10万円使う
・10万円の情報商材1つで10万円使う
どちらが正しいのかは人によるとしか言えません汗
最終的には自己判断ですが、ご自身のコスパに合った選択を!