クラウドソーシングでのライティング案件は非常に多いです。
GENはかねてより物を書くことが好きな人間なので、文章を書くお仕事が増えることは嬉しく思っています。
その反面ちょっと懐疑的な部分もあります。
今回はGENの実体験を踏まえ、Webライターを初心者におススメできない理由をお伝えします。
初心者の定義
最初に「初心者」の定義をはっきりさせておきます。
今回登場する初心者は「未経験・ノースキル」とします。
インターネットを使ってお金を稼いだことがない
本業はあるが特筆したスキルがない
といった層が対象です。
ちょっと長いので、以後「初心者」で統一させてください。
初心者にWebライターをおススメしない理由
安い案件しか取れないから
Webライターとして受注できる案件は無数にありますが、高単価なものには条件があります。
そのひとつが専門性・権威性・実績のいずれかを要求されることです。
初心者にはこれらが3つともないので、安い案件で消耗してしまうことがほとんどです。
3つの条件をもう少し咀嚼しておきます。
専門性
単価の高い分野の代表として「健康・美容、会計・お金、法律、不動産」があります。
これらはすべて世間的にプロとされる職種が存在しています。
以下ようなの資格を持っていると、単価の高い仕事に参入しやすくなります。
権威性
といった数字面の実績です。
動画編集にせよライティングにせよSEOコンサルにせよ、クライアントさんからすれば結果を残している人に頼みたくなる心理は自然な流れです。
(サイト内)実績
クラウドソーシング内でのお仕事に対する評価です。
初心者はそもそもこれが0なので、不利とされています。
作業速度が遅いから
Webライターは作業速度が命です。
初心者はクライアントさんとのやりとりや、記事執筆などに不慣れです。
経験者と比べるとひとつひとつの行動がワンテンポ遅れてしまいます。
その結果時給単価が下がり、クライアントからの印象も悪くなってしまいがちです。
Webライターをやりたい初心者向けロードマップ
ここまで夢のない話を沢山してしまいました。
初心者で稼ぐとか無理ゲーやん
という方向けに、初心者からWebライターで稼げるまでのロードマップ(もどき)を作ってみました。
これからチャレンジされる方、やってはみたものの伸び悩んでいる方は参考にしてみてください。
本業で頑張る・実体験を積む
「ネットで稼ぐ」以外の方法で専門性を獲得する方法です。
医師免許や弁護士免許など希少性の高い資格を取ればOKです。
GENは資格主義者ではありませんが、有資格者が高単価案件を受注する条件の一つになっているのは客観的事実です
試しにライティングの高単価案件を検索してみてください。
往々にして「医師限定」「弁護士限定」「FP限定」「税理士限定」などのタイトルがついています。
弁護士とか医者をいちから勉強はキツイわ~
という方は、実体験で攻めるのもおススメです。
当然ながら希少性が高く、高需要なものほど単価が高くなります。
SNSで有名になる
ツイッターやYOUTUBE、インスタグラムなどのSNSで名を上げる方法です。
SNSで有益で面白い発信を続けることで集客し、自己ブランドを高めます。
フォロワーが多い、チャンネル登録者数が多いほど権威性が高まります。
納品記事はツイッターアカウントや動画での拡散も可能です
という謳い文句も可能です。
ブログを運営する
最もおススメの方法です!(ポジショントーク
自身でブログを開設してそれをポートフォリオにします。
自分のブログなのでいくら失敗しても大丈夫ですし、何より記事執筆に慣れることで作業速度が改善されます。
記事数を増やし、アクセスを集めれば「自身でブログを運営しています。月間PVは~です」とアピールすることができます。
記事数、ブログの規模、レイアウトや内部リンクなど要はしっかり運営されているかどうかが見られます。
GENがWebライターをやってみた結果
GENが実際にやってみたところーーー
日給9000円、日給1万円、日給7000円
といったペースで稼ぐことができました。
結構稼げてへん?
と思われたかもしれませんが、これはあくまで日給。
案件がないときや他の作業をする日の収入は0になるので、1本でやっていくとなるとちょっと不安定過ぎる印象を受けました。
「継続案件をいかに受注し続けられるか」がWebライター業安定の肝になりそうです。
ということでGENとしては「稼げないわけではない」くらいの結論です。
初心者の方でWebライターにチャレンジしたいという方は今回のロードマップを参考に作戦を立てて取り組むことをおススメします。
最後に、先日のGENのツイートをお届けして締めたいと思います。
【Webライターってあり?】
手軽な副業として推奨されがちですが、未経験・ノースキルで挑むと大体爆死しますGENの知る限りは、何かしらの「専門性・権威性」を別の畑で獲得している方が稼いでいる印象です
個人的には「本業でアドバンテージ(優位性)を得てからの参入」をおススメします
— 仙人のGEN@ハゲブロガー (@hagenogendesu) April 3, 2020
矛盾するようですが、Webライターは本業ではなく「Webライター以外で結果を残して、副業として稼ぐ」が最適解かもしれませんね