
※画像はドラゴンキラーを720Gで叩き売りしてしまうねねさん
先日トルネコの大冒険 ちょっとステキなリマスターの裏ダンジョンを2回クリアしたので総評記事を書いてみる。
なお裏ダンクリアまでに使った前提知識こちらの記事にまとめている。

概要
不思議のダンジョンシリーズとくくられるいわゆるローグライクもの。
以下の特徴があり、公式から1000回遊べるRPGと紹介されている。
ドラゴンクエスト4のキャラクター「トルネコ」をモチーフにしており、このジャンルを日本に浸透させた名作である。
不思議のダンジョンシリーズはこれ以降シレンシリーズ、トルネコシリーズ、ヤンガスシリーズなどに派生していく。
良い点
ローグライクとしてわかりやすく、とっつきやすい
後の作品で出てくる合成・壺・仲間といった概念はない。
敵も種類が非常に少なく30Fほど進めれば以降は同じ敵が続く。
しかしミステリードールやドラゴンなど手ごわい敵は最後まで手ごわく、しっかり対策を練らないとしっかり瞬〇されるゲームバランスの良さを誇る。
考えること・覚えることが少なく対策が練りやすいのは初心者の参入障壁を下げている。
ドラクエの世界観を踏襲した遊びやすさ
スライム・ゴースト・くさったしたい・うごくせきぞうなどおなじみのメンツがモンスターとして登場。
ドラクエを一度でも遊んだことがあればゲームの雰囲気に戸惑うことはない。
モンスターの特性もゲームとして上手く落とし込んでいる
後述のアイテムもドラクエの世界に登場する呪文や武器防具が多数登場。ドラクエ経験があれば直感的に性能を理解できる。
トルネコという絶妙なキャラチョイス
トルネコは4の仲間キャラのひとりで妻のいる太った武器商人。
本編4でメインキャラとして活躍する場は少なく爆発的人気を誇ったキャラとは言えない。
しかし本作はこのトルネコのキャラ設定がゲームシステムにうまくマッチしている。
悪い点・賛否両論点
操作性・UIの悪さ
斜め入力の受付が甘い、そのくせ階段を下りる間のロード時間はきちんと受け付けている、テキスト表示のタイミングが悪い、HPゲージは短いのに経験値ゲージがやたら長いなど遊んでいるときの快適さはローグライクとして微妙な点。
これらは無印版ではなかった問題なので「移植として失敗している」「ちょっと不出来なリマスター」という意見も多い。
待ち時間の長さ
レベルアップやキーアイテム入手時のファンファーレが長い。長いだけならいいのだが、その間操作できなくなるのはゲームとしてのテンポを削いでいる。
ローグライクはこういった細かい演出を何百回と経験することになるので遊べば遊ぶほど気になってしまう点。
ダンジョン後半は箱根駅伝
キリのいいフロアで拾えるキーアイテムを入手したら来た道を戻って出口まで向かえばゴールになる、いわゆる箱根駅伝スタイル。
ダンジョンや敵の配置は帰り道も変化するが、新たな敵が湧くわけでもないし帰り道は進めば進むほど簡単になっていくので緊張感が薄くなりがち(もちろん爆弾岩をはじめとする即〇コンボはあるので気は抜けない)。
裏ダンジョンともなると99F到達後はそこから1Fまで戻ることになる。
総評
不思議のダンジョンを遊んでこなかった層にとっては文句なしに楽しめる一作。
ローグライク経験者にとってはやりこむほど、細かな不便さがストレスとなってくる点が惜しい作品。

